先日、謎多き神秘の魚「リュウグウノツカイ」が当館に運び込まれました。この個体は七尾市庵町にある定置網に入ったもので、漁師さんから「リュウグウノツカイがとれたぞぉっ!」と連絡が入り、急遽、搬入することになりました。
打ち上げられたり、死亡してしまっている個体は今までにも確認したことはあるのですが、今回搬入された個体は「生存している」個体でした。衰弱しきっていたのですが、生きている姿を少しでも見たい、見てもらいたいという思いから、大水槽へ収容・展示を試みました。数時間しか生かすことができず、その日のうちに死亡してしまいましたが、水中で背びれを動かす貴重な姿を見ることができました。
死亡した翌日は標本として展示し、お客様に神秘の魚を直に観察していただけました。(その後は少しでも謎の解明に繋がることを期待し、解剖です)
全長2.8m 魚体重5kg(雌雄不明)の貴重な画像がこちら↓↓↓
※12月24日現在、生体展示・標本展示は終了しています