ある日水槽の中のチンアナゴとニシキアナゴを見ていた時、何やら困った表情のニシキアナゴを見つけました。
今まで気にしたことがなかったので、ニシキアナゴの中でもこの個体特有の模様かと思いましたが、水槽を見渡すと全てのニシキアナゴが同じように困った表情を浮かべていました。
これは本当に困っているのではなく、目の後方に黒い帯状の模様があるだけでそれが偶然困ったように見えるというものでした。
人は一度そう見えてしまうと、ずっとそのように目に入ってしまうものです。僕も一度見つけてしまったので今では全てのニシキアナゴが困った表情のように見えます。
参考までに同じ水槽で飼育されているチンアナゴの表情はと言うと…ニシキアナゴのような模様はありませんでした。
ニシキアナゴとチンアナゴは水族館本館「南の海の魚たち」の水槽で通年展示しております!ご来館の際には注目して見て下さいね!
こざかなくん