当館のクラゲ飼育作業の1つとして、毎日水族館前の海でクラゲ採集を行っています。
クラゲ採集では毎年全く同じ種類のクラゲが見られるというわけではありませんが、その季節ごとで見られるクラゲが変わりますので、我々にとっては季節変化を感じ取れる場所でもあります。
9月16日の採集では、アマクサクラゲ、タコクラゲが久々に採集できましたが、その他に大きさ2~3cmほどのおもしろい形をしたクラゲが水面のあちこちで見られました。
これ何だかわかりますか?
ギンカクラゲです!
私も久しぶりに採集しました!写真は無性世代の群体ポリプの姿です。本種は謎が多く、残念ながら、水槽に収容しても長期飼育ができないのです。
みなさんもこれから秋にかけて、海岸へ行くと打ち上げられている個体を発見できるかもしれません。でも、むやみに素手で触るのは厳禁です!!
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