3月に入り能登島もグングン気温が上昇し、過しやすい季節が近づいてきました。しかし潜水作業をする際などはまだまだ寒いものです。
今年の冬はリュウグウノツカイやダイオウイカといった大型の深海生物が全国各地で確認されたとのニュースを目にした方も多かったのではないでしょうか。当館でも1/31にダイオウイカ、リュウグウノツカイが1個体ずつ、2/18にもリュウグウノツカイが2個体同時に七尾市内の定置網に入りました。
そして、3/2にもリュウグウノツカイが定置網に入ったのです!!今回の個体は残念ながら体が途中で切れてしまっていましたが、全長は約1.7mありました。なんと、この個体は途中で切れてしまっていた傷が塞がりかけていたのです。再生能力の高さに驚きを隠せません。背鰭こそ途中で切れてしまっていますが、その他の鰭などはとても美しくきれいな状態です。
テレビや新聞では滅多に出会えないことから珍客などと言われることが多い生物ですが、今シーズンに限っては珍客どころか常連さんですね。
びーちゃん