今年の夏生まれと思われるアオリイカの子イカを現在予備水槽で飼育しています。
アオリイカの寿命は1年と言われています。短い期間で大きく生長し子孫を
残さなくてはなりません。そのため食欲は非常に旺盛で自らと大きさが同じくらいの魚でも
捕えて食べてしまいます(@_@;)
画像では2個体のアオリイカの間にアジの切り身がはさまれる形で写っています。このまま奪い合いのケンカが始まるのかと観察していたところ、
そのままの姿で食べ続けてお互いの腕を咬んでしまうことなく無事に食べ終わりました。
近年の研究でスルメイカの子イカは大きな獲物に複数で襲いかかり、皆で食べることが報告されています。
同様の結果を飼育中のアオリイカでも観察でき、更なる好奇心をくすぐられた出来事でした。
皆さんもこの秋は当館で新たな発見を探してみてはいかがでしょうか? Hunter-D