みなさんこんにちは!
じめじめとした梅雨が明け、真っ青な空にふわふわのおいしそうな白い雲がゆっくりと漂う季節になりましたね。
今回初めてすいぞくかん日記をかかせていただくキモリです!飼育歴二年目の新人ですが、どうぞよろしくお願いします!
イルカ・アシカを担当している僕ですが、幼い頃から色々な魚を捕まえたり飼育したりと実は魚のことが大好きなんです!(もちろんイルカやアシカのことも好きですよ!笑)
そんな僕の小学生時代は水族館を訪れて「こんなシュモクザメを家で飼ってみたいな~」などと考える少し無謀な少年でした。笑
そこでそんな僕から全国の魚好きや魚に興味がある方々がもっと魚を好きになってもらえるように、このすいぞくかん日記を通して水族館にいる魚の飼いやすさや魅力、豆知識などをご紹介していこうと思います!
記念すべき第1弾はこちら!
皆さんご存知のメダカです!
メダカは水質の変化に強く飼育しやすいため為、昔から観賞魚として人気の高い魚です!
飼育下での寿命は1~3年程度。
繁殖も簡単で、僕が幼い頃に飼っていたメダカが水草に産み付けた卵が孵化するのをまだかまだかと眺めていたのを覚えています。
ホームセンターやペットショップなどいろいろなお店で販売しており、値段も安く入手しやすいのもメダカのいいところですよね。
さらには真っ赤な色をした「楊貴妃」やパンダのような白黒模様の「パンダメダカ」など変わり種も多く見ていて飽きません。(少し値段は高くなりますが、、、)
ここでいきなりですが豆知識!
実は標準和名が「メダカ」という魚はいないという事をご存知でしたか?
「ん?どういうこと?」
と思った方が多いのではないでしょうか。
日本産のメダカは2013年まで1種類しかいないと考えられていたんです。
しかし、研究が進み、遺伝子の解析を行った結果、日本のメダカは「ミナミメダカ」と「キタノメダカ」の2種類に分けられることになったんです。
その時に「メダカ」という名前の魚は日本からいなくなってしまったんですね。
ちなみに石川県に生息している野生のメダカはほとんど「キタノメダカ」です。
のとじま水族館で展示しているメダカも「キタノメダカ」なんですよ。
皆さんぜひ野生本来の渋さが光る「キタノメダカ」を見に来てくださいね!
さて皆さん、小さく愛らしいメダカの魅力を知っていただけましたか?
ぜひメダカの飼育にチャレンジしてみてくださいね!
それでは、飼育員2年目のキモリでした!