こんにちは~!!
よっしーです!!
前回の私の記事でご紹介させていただいた、現在開催中の企画展「能登の海 藻場の生きものたち展」ですが、まだまだご紹介したいことが盛りだくさんなので今回も企画展のことを書かせていただこうと思います!
ご紹介する水槽はこちら!!
...なんもおらんやん、と思っていませんか?
それではもう少し近づいてみると...
こんなにたくさんの生きものが泳いでいました!!
この生きものは「アカイソアミ」といい、釣りエサに使うオキアミと近い仲間です。一見、エビのようにも見えますが,エビとはまた別のグループに含まれます。
水槽内に数え切れないほどのアカイソアミが泳いでいますが、当館の目の前の海でも、毎年春頃になると大量のアカイソアミが現れ、ときには海面がオレンジ色に染まるほどです。
しかし、この水槽にはもう1種類別の生きものがいます。海藻表面をよ~く見ると
いました!!
この奇妙奇天烈な見た目の生きものは「ワレカラ」といい、海藻や海草につかまって葉の上で生活をしています。エビやカニに近い仲間で「甲殻類」に分類されます。たま~に市販のワカメなどにも紛れ込んでいることがあり、皆さまも目にしたことがあるのではないでしょうか。
個人的に、ファン〇スティック〇ーストに登場する主人公の相棒、ボウ〇ラックルにめちゃくちゃ似ている気がします(笑)
ワレカラやアカイソアミなどは藻場に大量に生息しているのですが、この小さな生きものたちを求めて藻場には多くの魚たちが集まります。
また、魚の稚魚などもワレカラたちを食べて成長していきます。これらの生きものは、藻場の生態系を支えるかけがえのない重要な存在なのです。
そんな豊かな海を支える“縁の下の力持ち”を展示している水槽となっていますので、ぜひ皆さまも目をこらしてご覧ください!!