みなさんこんにちは!
5月にも関わらず、ちらほら夏日を観測し、今にもセミの鳴き声が聞こえてくるのではないかと考えているキモリです!
セミの鳴き声って聞こえただけで体感温度が2度ぐらい高くなる気がするな~なんて思いながら館内の見回りをしていると、、、
セミエビが死亡している?!
と一瞬驚きましたが
背側から出ている薄い膜のようなものを確認して一安心。
これはセミエビの脱皮殻です。
脱皮するいきものの中には脱皮間近になるとエサを食べなくなるものもが多いですが
今回脱皮をしていたセミエビも数日前からエサを食べなくなっていたので
そろそろかな~?と予想していたところ、しっかりと脱皮していました。
脱皮したとなると次に気になるのは脱皮した個体の安否です。
脱皮直後は外骨格が比較的柔らかく、他のいきものに襲われてしまうこともしばしば。
水槽の中をよ~く探してみると、、、
発見!
水槽一番奥の岩と岩の隙間に隠れていました。
体色がまだ白っぽいのが分かるでしょうか?
脱皮直後のこの状態から時間の経過に伴い、外骨格の硬化と並行して体色も表れてきます。
姿形がセミに似ていることからその名をつけられたセミエビですが(諸説あり)
脱皮直後の白っぽい体色も、羽化直後のセミの白っぽい体色とそっくりですね!
そんなところもセミに似ているんだなと思ったキモリでした。