今年は寅年
明けましておめでとうございます。
3ヶ日も過ぎ、正月休みで帰省していた方も普段通りの生活に戻った頃かと思います。能登島では年末から発達していた寒気の影響を受け、雪が降り続く年明けとなりました。元旦からの開館も、足元が悪いせいか例年に比べ少ない出足でした。
さて、今年最初に紹介する生きものは「トラ」です。もちろん、黄色と黒のガオォ~ってやつじゃないですよ。海の中にいる「トラ」です。今月のマンスリー水槽では名前に「トラ」がつく生きものやトラ模様の魚を展示しています。その中でも一押しなのが、トラとトラのコラボ「トラフウミシダ」と「ウミトラノオ」です。
???何それ?
実にマイナーで地味な生きものです。
トラフウミシダはウミシダ(ヒトデやウニと同じ棘皮(きょくひ)動物)の一種、ウミトラノオは海藻の仲間です。これらは水族館の近くの海で多く見られる種で、年末に職員が潜水採集してきたものです。寒さに耐え、集めた生きものをじっくりと見てあげてください。
(M.K)