よちよちと歩く姿が可愛らしい、『ペンギンのお散歩タイム』。
とっても人気があるこのイベントは、毎回5羽のマゼランペンギンで行なっています。
そして今、このお散歩の練習をしているペンギンたちがいます。それが昨年産まれた、成(なる)とあんず、2羽のヒナたち。
今回はこの子たちの奮闘ぶりを紹介します!
どんな風にお散歩の練習をしていくかというと・・・
① プールから出て、スロープに乗る
② スロープを上がって扉までくる
③ 扉を出て、水色スロープに乗る
④ 水色スロープから下りる
⑤ 柵内から出る
⑥ ペンギン広場まで歩く
⑥ 広場で10分ほど待機
⑦ 柵まで歩いて戻る
⑧ スロープを上って、プールに戻る
と、こういった順番で教えていくのですが、 はじめの段階のスロープを上がるだけで一苦労なんです(笑)
エサで誘導するのですが、はじめての場所は警戒して近づいて来ません。大好きなエサがもらえるとわかっていても、そこは恐怖心の方が勝ってしまいます。もちろん無理に出すことはしないので、長期戦で気長に待ちます。 優しく声をかけたり~、エサを動かして興味をひいたり~。2羽とも、同じ場所からスタートしましたが、ここで性格の差が出るようです。
あんまり臆せず、食い意地も張ったあんずは、トコトコと飼育員の誘導であっという間に扉まで来てくれました。
一方、慎重派の成(なる)は、なかなか1歩を踏み出せず、はじめの1歩が出た!と思っても、すぐに後ずさってしまうのです。
そんなやり取りを続けていくうち、ついにスロープの上まで到着!
やったー!と思いきや、さぁそこからまた、扉を出るためのかけひきが始まります。
今回のお話はここまで。
このあとどうやってお散歩できるようになっていくか、次回のお楽しみです♪
たけちゃん