2011年6月1日、のとじま水族館でカマイルカの赤ちゃんが誕生しました。
ヤッタァ~~~(*^O^*)/
お母さんになったのは、カマイルカのサクラです。
さて、『サクラが妊娠しているのかも!』と思ったのが去年の夏頃でした。
定期的に行っている血液検査のデータを見ると、ホルモンの値が急上昇!
あれ、もしや?!と思いながらも、サクラにはふれあいビーチでお客さんに触れあってもらう大役が待っていました。
夏の期間は、自然の海で過ごすことになったサクラ。体調が少しでもおかしいと感じたら、すぐに水族館へ連れ帰る予定でしたが、サクラは難なくクリアー。
この間にも赤ちゃんはおなかの中でスクスク育っていたのです。
ビーチから水族館のプールに帰ってきてからも、定期的に血液検査を行い、妊娠していることがほぼ確定。
今年の4月に入ってから、サクラのおなかも目立って大きくなり、エコーを使って診断を試みました。
なかなか要領がつかめず、映し出せるまでに日数がかかりましたが、
4月6日にやっと赤ちゃんの頭部が映ったのです。
飼育スタッフも大興奮!!
※赤枠の中です・・・わかります?
イルカの妊娠は、早期には血液検査のホルモン値から、後期にはエコー診断で判断します。
ヒトとあまり変わりませんね。
そして、イルカの場合は体温が通常よりもかなり低くなることと、
餌の量が減る、もしくは全く食べなくなることで出産のタイミングがわかります。
さぁここからは、サクラの出産に向けて、着々と準備を進めていくのです♪
(ちびチーム1号)