残念なことがありました。
先月(6/1)産まれたイルカの赤ちゃんが亡くなりました。
赤ちゃんはいつも母親のサクラとともに泳ぎ、時にはジャンプしたり、母親に甘えるような姿を見せてくれていました。
ずっとべったりくっついていないと不安そうだったサクラも最近は慣れてきたようで、離れて泳いでいても
平気だったり、サクラ自身エサを食べることに集中する事も出来ていました。
おっぱいも飲んですくすくと育っていたのですが。
そんな矢先のことです。
突然の死に、ただただ残念な思いがつのるばかりです。
赤ちゃんは女の子でした。
活発な動きで勇ましく、スタッフの間では『男の子だろうねー』なんて話していました。
サクラと娘の赤ちゃんイルカに今回色々なことを経験させてもらいました。
妊娠時の体の変化や摂餌量の変化、出産のタイミング、出産の経過、子どもの遊泳補助の仕方、そして何より子どもに対する母親の愛情を知ることが出来ました。
サクラは現在、他のイルカ達と仲良く暮らしています。
今後サクラが妊娠するかどうかはわかりませんが、今回のことをふまえ、妊娠・出産・育児に専念できる環境をつくってあげたいなと思います。
(ちびチーム1号)