今日の日記は、マゼランペンギン キララ(オス)のお話です。
2022年10月中旬、キララのパートナーであるマリンが卵を産みました。
それから43日間、2羽で交代しながら卵を温め続け、待望のヒナが孵(かえ)りました!!
キララが初めてパパになった瞬間です😄
実はキララ、17歳とお年がいっていますが、これが初の子どもなんです。
マゼランペンギンは生殖活動を開始するのが3~4歳頃で、キララはマリンとペアになる前にも別のメスとペアを組んでいましたが、これまで良い傾向がみられませんでした。
というのも、キララ自身、ヒナの頃は飼育員が育てるという人工育雛(じんこういくすう)で育ちました。なので、うまく交尾ができているのか、できていても受精まで至らないのか、他にも原因が・・・とヤキモキしていたのです。そんな中、卵が孵り、しっかりとヒナの鳴き声を聞くことができた時には、感極まるものがありました😢
ヒナが無事に産まれて、安心したのも束の間、今度はうまく育てられるかなぁという心配が。
何をするのかというと、卵から孵った後も自身の体で温め続け、また自分が食べたエサを体内で消化させた後に吐き出してヒナに与える、という行動を取らなければなりません。
はたしてキララにできるのかという心配がありましたが、パートナーのマリンは育児経験のある上手なママだったので、見守ることに。そんなマリンをキララも見ていたのでしょうか、上手にヒナにエサを与えていたのです。
本能かもしれませんが、キララの新しい一面を見ることができました。
→Part2に続く
たけちゃん